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カテゴリー別アーカイブ: ラブロマンス

Vol.127 「ショコラ」 (Chocolat)

先週はバレンタインデーがありました。あまり好きな習慣ではありません。義理とか友とか・・・。日頃感謝の気持ちであげるって程度です、ね。

ショコラ

そのチョコレートに掛けて、今日はこの映画を。

●ショコラ
Title: Chocolat  2000 UK/ USA
Rating: ★★★☆☆(3.5/5)
Director: Lasse Hallström 
Stars: Juliette Binoche, Judi Dench, Alfred Molina, Lena Olin , Jonney Depp and more

あらすじ:
古くからの伝統が根付くフランスの小さな村に、ある日謎めいた母娘がやってきてチョコレート・ショップを開店する。厳格なこの村に似つかわしくないチョコだったが、母ヴィアンヌの客の好みにあったチョコを見分ける魔法のような力で、村人たちはチョコの虜になってしまう。やがて村の雰囲気も明るく開放的なものになっていく。

Story line:
When a single mother and her six-year-old daughter move to rural France and open a chocolate shop – with Sunday hours – across the street from the local church, they are met with some skepticism. But as soon as they coax the townspeople into enjoying their delicious products, they are warmly welcomed.

ショコラ03

「サイダーハウス・ルール」「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム監督作。不思議なファンタジーロマンス。

ある日フランスの片田舎の村に引っ越してきた母子が、教会の目の前にショコラの店を開く。キリスト教断食の時にチョコレートとは何事!と息巻く村の有力者。一方で村の人々が、このチョコを食べると魔法にかけられたように虜となり、また幸せな気持ちになると評判に。客の好みを当て、そのとおりのレシピをオリジナルで作る。見ていても、食べてみたい!と思えるようなレシピがたくさん。チリペッパーを入れたり、ホイップをのせたり。村人役で夫のDVに耐えるL.オリンが存在感あり。

ジョニデは村はずれの川に流れ着いたジプシー一団の長。J.ビノシュは彼に恋するヒロインのショコラティエ。彼女は彼に恋してしまう。保守的な村人は流れ者ジプシーをよく思わず、彼らの船に火を放つ。結局、ジプシーたちは村を離れていく・・・。そして彼女も・・・。

ショコラ02

実は奥が深い話なんです。宗教って、無神論って・・・などなど。そのあたりはさすがハルストレム氏。内容の重さを感じさせずに描かれています。映像も美しい。人も風景も美しく撮る事には長けている監督だと思います。個人的には、お話としてもうひとひねりが欲しいなぁって感想。
しかし、甘いものって幸せな気分になれますねー。

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投稿者: : 02/18/2013 投稿先 ドラマ, ラブロマンス, 洋画

 

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Vol.124 「過去のない男」 (Mies vailla menneisyyttä)

 

またしても、さぼってしまっていました。

最近、宮崎あおいさん出演のアパレルのCMで、この監督作品を彷彿とさせるようなセリフ、シーンが流れています。最初にCM観たとき、絶対に北欧映画を意識してるなぁと思ったらやはりフィンランド語でしゃべっていました。こういうCM、好きだ~。

 
●過去のない男
Title: Mies vailla menneisyyttä 2002 Finland/ Germany/ France
Rating: ★★★☆☆(3.5/5)
Director: Aki Kaurismäki  
Stars: Markku Peltola, Kati Outinenh, Annikki Tähti, Juhani Niemelä, Kaija Pakarinen, Sakari Kuosmanen and more

Storyline:
The second part of Aki Kaurismäki’s “Finland” trilogy, the film follows a man who arrives in Helsinki and gets beaten up so severely he develops amnesia. Unable to remember his name or anything from his past life, he cannot get a job or an apartment, so he starts living on the outskirts of the city and slowly starts putting his life back on track.

あらすじ:
ある日列車に揺られ、夜のヘルシンキに流れ着いた一人の男(M.Peltola)。公園のベンチで夜明けを待っていた彼は突然暴漢に襲われ、瀕死の重傷を負う。男は病院で奇跡的に意識を取り戻すが、過去の記憶を全て失っていた。身分証もなく、自分の名前すらも分からない有様。しかし、幸運にもそんな彼にコンテナで暮らす一家が手を差し伸べ、男は彼らと共に穏やかな生活を送り始める。そして救世軍からスープが振る舞われる金曜日。男はコンテナの主人に連れられ支給場所へとやって来る。そこで男は救世軍の女性イルマ(K.Outinenh)と運命的な出会いを果たすのだった…。

 

アキ・カウリスマキ監督作品。フィンランドの巨匠。アキって名前ですが、男性です。写真見たら、結構ゴツくて怖い顔してます。本作以外にも数本観てますが、独特の世界観に引き込まれます。冒頭に記したとおり、まさしくあのCMの世界です。笑わせようとまで思ってなくても、フフって笑ってしまうシーン、淡々と役者は演技するのにジーンと感動してしまったり。あぁ、あるあるこういう事、こういう人というような、身近な生活から出てくるシーンやセリフも多く今まで観た映画にはなかった雰囲気。作品どれもが新鮮でした。

あのCMに「お!」と思った方、観てください。きっとこの監督作品はイイと思えるはず。追って他の作品も紹介したいと思っています。

 

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Vol.118 「ドラキュラ」 (Bram Stoker’s Dracula)

 

 

たまにはクリーチャーもの(?) …なんですが、実は哀しく美しい悲恋ものです。

 

●ドラキュラ 
Title: Bram Stoker’s Dracula 1992 USA 
Rating: ★★★★☆(4/5)
Director: Francis Ford Coppola
Stars: Gary Oldman, Winona Ryder, Anthony Hopkins, Keanu Reeves, Richard E. Grant, Cary Elwes and more

 

あらすじ:
時は15世紀。ワラキアの王ドラキュラ(G.オールドマン)はトルコ軍と死闘の末に勝利するが、最愛の王妃エリザベータ(W.ライダー)は夫が戦死したと聞き、投身自殺してしまう。1897年、トランシルヴァニア地方のある城にやって来た青年弁護士ジョナサン(K.リーヴス)。彼は城主ドラキュラ伯爵に命を狙われ、九死に一生を得る。そしてロンドンでは、ドラキュラがジョナサンの婚約者でエリザベータの生き写しであるミナ(W.ライダーの二役)を我がものにしようと画策していた。ドラキュラの深い愛に揺れるミナ。だがやがて、吸血鬼狩りが組織され、ドラキュラは追い詰められていく。

 

Story line:
This version of Dracula is closely based on Bram Stoker’s classic novel of the same name. A young lawyer (Jonathan Harker) is assigned to a gloomy village in the mists of eastern Europe. He is captured and imprisoned by the undead vampire Dracula, who travels to London, inspired by a photograph of Harker’s betrothed, Mina Murray. In Britain, Dracula begins a reign of seduction and terror, draining the life from Mina’s closest friend, Lucy Westenra. Lucy’s friends gather together to try to drive Dracula away.

 

うーん、これは監督がいいんでしょうね。ブラム・ストーカーの原作に忠実に映画化されたそうです。ドラキュラがこんなドラマチックな悲恋ものになるなんて!ドラマであり、ロマンスであり、ホラーでアクションものでもある。監督はF.F.コッポラ。映像が美しいこと。衣装、セット、背景、カメラアングル、細部にまで心配りが行き届いている。ちょっと本作に近いんですが、「フランケンシュタイン」もご紹介したい。これも悲しいです。泣けます。

 

ドラキュラはG.オールドマン。素敵です。W.ライダーでなくてもウットリ・・・。ウィノナは最近「ブラック・スワン」に出てましたね。いろいろ問題ある方ですが、存在感が出てきてました。さすがです。そのフィアンセでドラキュラと対決する弁護士役にK.リーヴス。彼を手助けするヘルシング博士(映画にもなったヴァン・ヘルシングのことですね)にA.ホプキンス。あと女ドラキュラ役でM.ベルッチも出演してます。スター大集合です。

こちらの画像がモノクロですが、映画はカラーです。(こういう画像しかいいのがなかったものでごめんなさい・・・)

 

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Vol.115 「恋愛小説家」 (As Good as It Gets)

先日久しぶりに観てしまいました。タイトルからしてラブコメっぽいですが、演技で魅せる作品。

●恋愛小説家

Title: As Good as It Gets 1997 USA

Rating: ★★★★☆(4/5)

Director: James L. Brooks

Stars: Jack Nicholson, Helen Hunt, Greg Kinnear, Cuba Gooding Jr., Skeet Ulrich, Shirley Knight and more

あらすじ: 甘く切ない女心を描き、書いた本はすべてベストセラーという恋愛小説家メルビン(J.ニコルソン)。しかし実際の本人は、異常なまでに潔癖性で神経質の嫌われ者。周囲に毒舌をまき散らし、友人は誰もいない。。そんな彼がある日、ウェイトレスのキャロル(H.ハント)に淡い恋心を抱く。

Story line: New York City. Melvin Udall, a cranky, bigoted, obsessive-compulsive writer, finds his life turned upside down when neighboring gay artist Simon is hospitalized and his dog is entrusted to Melvin. In addition, Carol, the only waitress who will tolerate him, must leave work to care for her sick son, making it impossible for Melvin to eat breakfast.

この子犬がまたいい。演技派!

本作でアカデミー主演男優、女優賞をそれぞれ受賞しています。J.ニコルソンとH.ハントとのやり取りが何ともいえない秀逸なロマンス&ドラマ作品です。

女性の心をしっかりつかむ売れっ子恋愛小説家は、実は恋愛不器用。尚且つ強迫性障害を持っている。潔癖で歩道のつなぎ目を絶対踏まない、レストランには必ずマイフォーク、マイナイフを持っていく。でもってケチ。サイアクなおじさんです。隣に住むゲイの画家には毒を吐きまくる。このゲイの画家、見たことある!って思っていたらVol.47「リトル・ミス・サンシャイン」のパパを演じたG.キニアでした。気弱で情けない役をやらせたら天下一品。J.ニコルソン、H.ハント、G.キニア、この3人の配役が素晴らしく当たっています。

安っぽい恋愛コメディに終わらせない3人の演技を堪能してください。

 
 

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Vol.102 「髪結いの亭主」 (Le mari de la coiffeuse)

ちょっとエロチックでステキなフランス映画。好き嫌いはあるでしょうが、忘れられない作品です。

●髪結いの亭主

Title: Le mari de la coiffeuse  1990 France

Rating: ★★★★☆(4/5)

Director: Patrice Leconte

Stars: Jean Rochefort, Anna Galiena, Roland Bertin, Maurice Chevit, Philippe Clévenot and more

あらすじ: 子供の頃から女の理容師と結婚したいという願望を抱き続けた来たアントワーヌ(J.ロシュフォール)は、中年にさしかかった頃、ようやくその夢を実現する。妻のマチルド(A.ガリエナ)は、優しくて綺麗で、アントワーヌは念願の妻を娶った事に満足し、十分に幸せな日々を送っていた。そして10年、この愛は何事もなく平穏に過ぎてゆくが……。

Story line: Twelve-year-old Antoine falls profoundly in love with a voluptuous but suicidal hairdresser, a formative experience he never forgets. Much later in life, he seeks to repeat his romance by marrying Mathilde – also voluptuous and also a hairdresser – with whom he forms an intimate and consuming relationship in an attempt to blot out the miseries of this world from their lives.

ごく最近、UL・OSっていうシャンプーのCMで、本作を彷彿(?)とさせるような映像が流れています。おお!これは!と思いました。You Tubeに映像がありました。桑田さんのCMのほうじゃありませんよー。”Barber UL・OS”ってタイトルだったかな。

フランス映画では有名なパトリス・ルコントの作品です。どこがいい?って聞かれるとウーンとうなってしまいますが、なんかいいんですよね。ちょっとエロチックで、おしゃれな映像で。若い人ならよくあると思うんですが、キレイな歯科助手さんや美人の美容師さんに触れられるとドキっとするような。。。私は男じゃありませんが、男女問わずそれに近い経験あると思います。妄想と願望とが入り混じったような。音楽はマイケル・ナイマン(「ピアノ・レッスン」)。

ラストは意見が分かれるかもしれませんね…。

 
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投稿者: : 02/01/2012 投稿先 ドラマ, ラブロマンス, 洋画

 

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Vol.100 「哀愁」 (Waterloo Bridge)

やった!記念すべき100本目の紹介は、当代きっての美男美女、悲恋No.1といえばこれでしょう。古い作品ですが泣けます!

●哀愁

Title: Waterloo Bridge  1940 USA

Rating: ★★★★★(5/5)

Director: Mervyn LeRoy

Stars: Vivien Leigh, Robert Taylor, Lucile Watson, Virginia Field, Maria Ouspenskaya and more

あらすじ: 舞台は第一次世界大戦下のロンドン。空襲警報が鳴り響く“ウォータールー橋”で出会った英国将校クローニン(R.テイラー)とバレエの踊り子マイラ(V.リー)。ふたりは瞬く間に惹かれ合い、翌日には結婚の約束までも交わすほどその恋は燃え上がった。しかし時代はそんなふたりを引き裂きクローニンは再び戦場へ。健気に彼の帰りを待つマイラ。しかしそんな彼女に届いた報せはクローニンの戦死を伝えるものだった…

Story line: On the eve of World War II, a British officer revisits Waterloo Bridge and recalls the young man he was at the beginning of World War I and the young ballerina he met just before he left for the front. Myra stayed with him past curfew and is thrown out of the corps de ballet. She survives on the streets of London, falling even lower after she hears her true love has been killed in action. But he wasn’t killed. Those terrible years were nothing more than a bad dream is Myra’s hope after Roy finds her and takes her to his family’s country estate.

ここのところアップする頻度が減ってしまっていて、いかんいかん!100本目を何にするかかなり悩んで、結局クラシックな名作にしようと思いこれにしました。悲恋としては、本作は最高だと思ってます。しかも美男美女!R.テイラーのトレンチコート姿に魅了され、V.リーの美しい横顔にため息がでる映画。因みに日本での公開は1949年でした。

戦争ものは必ずしも悲劇ばかりではないと思いますが、これは最たる悲劇。戦争が引き裂く愛。戦地へ赴いた愛する人を待って待って待ち続ける。訃報を聞いたヒロインの哀しみ・・・。ここで終わらないのが、映画なんです。そのあとは敢えて書きませんので、観てください。悪人は一人も出てこない。悪いのは戦争だけです。そう、愛憎ドロドロのドラマではないのに泣かされます。モノクロ映画ですので、余計にシンミリします。

 
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投稿者: : 01/25/2012 投稿先 ラブロマンス, 洋画

 

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Vol.95 「恋におちて」 (Falling in Love)

週末はクリスマス・イヴ。そこで思い出したのがこの映画。私は大好きです。ドラマの金妻はこの映画から取ったようなシーンも。。。

●恋におちて

Title: Falling in Love 1984 USA

Rating: ★★★★★(5/5)

Director: Ulu Grosbard

Stars: Robert De Niro, Meryl Streep, Harvey Keitel, Jane Kaczmarek, George Martin and more

あらすじ: クリスマス・イヴのニューヨークの書店で運命的な出会いをしたフランク(R.デ・ニーロ)とモリー(M.ストリープ)。ふたりは同じ通勤列車に乗り合わせた事をきっかけに急速にお互いを意識し始め、デートを重ねる度に精神的にも魅かれ合って行く。だが、それぞれには申し分のない家庭があり、いけないと思いながらも互いの感情を押さえられ無くなってきた頃、双方の家族に浮気がばれてしまう……。。

Story line: During shopping for Christmas, Frank and Molly run into each other. This fleeting short moment will start to change their lives, when they recognize each other months later in the train home and have a good time together. Although both are married and Frank has two little kids, they meet more and more often, their friendship becoming the most precious thing in their lives.

不倫映画なのにいいんだなぁ、この映画。デ・ニーロもストリープも大人なのにまるで恋するティーンエイジャー。待ち合わせに間に合うかドキドキしたり、待ち合わせ場所に来るか不安になったり、デートに着ていく洋服をアレコレ悩んだり。その恋心が理解できる。とてもかわいいんです。でも道ならぬ恋。それぞれ家庭があり葛藤するけど、どんどん惹かれあう。こういう演技はもう二人とも自然で秀逸!昨今は薄っぺらいロマンス映画が多いけど、本作は二人の演技力でいやらしさや軽薄さがまったくない。爽やかなんですね。脚本も優れていると思います。でも不倫はいけませんよー。

イヴは本屋に行って(映画観てください)…。 なんて、あれこれ書いたことを読むよりとにかく観てください!明後日はクリスマス・イヴだよー♪

 
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投稿者: : 12/22/2011 投稿先 ラブロマンス, 洋画

 

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