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Vol.112 「紳士協定」 (Gentleman’s Agreement)

14 3月

古い作品ですが名画です。ハリウッドの俳優、スタッフにはユダヤ系が多いんですよね。社会派ドラマです。

●紳士協定

Title: Gentleman’s Agreement 1947 USA

Rating: ★★★★☆(4/5)

Director: Elia Kazan

Stars: Gregory Peck, Dorothy McGuire, John Garfield, Celeste Holm, Anne Revere and more

あらすじ: カリフォルニアの人気ライター、フィル(G.ペック)は妻に先立たれ、幼い息子と老いた母(A.リヴェール)との3人で暮らしていた。そんなある日、彼は週刊誌の編集長に招かれニューヨークへ渡ることに。そこで彼に依頼された仕事は、反ユダヤ主義についての記事だった。この企画を発案したのは編集長の娘キャシー(D.マクガイア)。フィルは彼女に惹かれていく一方、自らユダヤ人と偽って取材を始める。そしてある時、社内でユダヤ人だと名乗るフィル。その噂はすぐに広まり、周囲はにわかによそよそしくなっていく…。

Story line: Philip Green is a highly respected writer who is recruited by a national magazine to write a series of articles on anti-Semitism in America. He’s not too keen on the series, mostly because he’s not sure how to tackle the subject. Then it dawns on him: if he was to pretend to all and sundry that he was Jewish, he could then experience the degree of racism and prejudice that exists and write his story from that perspective. It takes little time for him to experience bigotry. He soon learns the liberal-minded firm he works for doesn’t hire Jews and that his own secretary changed her name and kept the fact that she is Jewish a secret from everyone.

1947年のアカデミー作品賞、監督賞に輝いた作品。反ユダヤについて記事を書くため、ユダヤ人でもない主人公が自分をユダヤ人と偽る。これを知っているのは編集長とその娘(フィルの恋人)と家族だけ。理解はしているが周りの反応、態度などあからさまに変わる様子に戸惑う恋人。また、自分の息子はイジメに遭う。G.ペック、D.マクガイアの演技もなかなかです。母親役のA.リヴェールもいい。

ラストは考えさせられる。偽善者って実はこの世にたくさんいるかもな・・・と思ってしまう。キャシーの言ってることは世間一般の大勢を占める意見だし、正論だとも思う。それが偽善だと言って正義を振りかざすのも行き過ぎにも思える。また子どもは正直で残酷だからユダヤ人だと知ればイジメる。精神的にも追いつめられてしまい、子どもがかわいそうと思う自分も偽善者の一人?

ユダヤ人が多いハリウッドならではの作品です。しかしながらハリウッドのアカ狩りは有名です。今度は被害者が加害者にまわることもあるってことですね。本作は第2次世界大戦後ならではのテーマなのでしょう。

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投稿者: : 03/14/2012 投稿先 ドラマ, 洋画

 

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