RSS

Vol.109 「お葬式」 (Ososhiki)

27 2月

アカデミー作品賞、フランス映画が初受賞ですね。でも今日は邦画を。先日NHK BSでこれを放映していたようです。伊丹十三監督、亡くなって15年です。

●お葬式

Title: Ososhiki 1984 Japan

Rating: ★★★★☆(4.5/5)

Director: Juzo Itami

Stars: Tsutomu Yamazaki, Nobuko Miyamoto, Kin Sugai, Hideji Otaki, Ichiro Zaitsu, Nekohachi Edoya and more

あらすじ: 俳優の夫婦である井上佗助(山崎務)と雨宮千鶴子(宮本信子)は、二人でCF撮影中に千鶴子の父の訃報を聞く。さっそく家族で父のいた別荘へ向かった佗助だったが、お葬式を出すのは初めてとあって、何もかも勝手が分からないことばかりだった……。

Story line: At the beginning of the film the father-in-law of the protagonist dies unexpectedly of a heart attack. The remainder of the film is episodic, moving from one incident to another over the course of the three-day funeral, which is held (as is customary) in the home. These incidents contrast old ways and new ways, young and old, ritual ceremony and true feelings, often comically, but sometimes with real poignancy.

先日「お葬式」放映の前に、伊丹十三氏のこの作品を監督するまでのドキュメント特集がありました。監督(他にも俳優、エッセイスト、イラストレーターなど才能豊か)が亡くなられて15年、本作は51歳にして初めてメガホンを取った作品。その年の日本アカデミー賞を総なめにしました。舞台となった家は伊丹十三、宮本信子夫妻の実際の家。湯河原にあります。また、ビデオ、DVD、ポスターのイラストは夫妻の次男が描いた絵。製作費を削るため、いろいろ工夫したようです。この後、大ヒットとなった「マルサの女」や「タンポポ」「あげまん」などコミカルで風刺が効いている作品をたくさん製作しましたね。

まずお葬式を題材とした視点が斬新。死にまつわる事やモノを忌み嫌う日本人が作った、観たってことがすごい。お葬式って確かに今の時代において、首を傾げるような習慣、また慣習がありますよね。そういったことを風刺し、笑いに変えてしまう。不謹慎という方もいるでしょう。でも映画は娯楽。不可侵なところに踏み込んだからこそ、大ヒットし、日本アカデミーを受賞。個人的には、もっともっとこれからも楽しい作品が観たかったと思える、日本で唯一の監督ではないかと——。

広告
 
コメントする

投稿者: : 02/27/2012 投稿先 邦画

 

タグ: ,

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

 
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。