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Vol.86  「ミッシング」 (Missing)

21 11月

82年のカンヌグランプリ受賞作。南米チリのクーデターで実際に起きた話をもとに製作された映画。J.レモンの名演が光る!

●ミッシング Title: Missing 1982 USA

Rating: ★★★★☆(4/5)

Director: Costa-Gavras

Stars: Jack Lemmon, Sissy Spacek, Melanie Mayron, John Shea, Charles Cioffi and more

あらすじ: 南米チリに滞在していたアメリカ人チャールズ(J.シェア)が行方不明になった。父親のエドワード(J.レモン)は、早速現地に飛び、チャールズの妻(S.スペイセク)と共に調査を開始する。そして、チャールズの失踪には、クーデターが深く関わっていることが判明していく……。

Story line: Based on the real-life experiences of Ed Horman, this is the story of an American father of conservative background who comes to a South American country to search for his missing son, a journalist. Ed joins with his daughter-in-law Beth, who like her husband is politically polarized from the father, in prying through the bureaucracy and dangerous political intrigue in search of their son and husband. Little by little, the father comes to realize that his own beloved government is not telling him the truth.

映画では南米某国となっていますが、チリのクーデター時に失踪したアメリカ人の話。失踪した青年チャールズの父とチャールズの妻が失踪の謎と彼を探し出すべく協力する。舅と息子の嫁だからお互い衝突もするが、求めるものは一緒。謎を解明し、そのための困難に立ち向かうために結束していく。J.レモンの名演技。さすがです。S.スペイセクも彼に負けず劣らず力演。

こんな話があったんだなぁーと、またまた改めて映画に教えられた。探れば探るほど謎は深まっていくし、軍、政府などが絡んでくる。最初のクーデターが勃発したときの描き方もリアルで、家までなかなか帰れない妻を見ていて、ふと、3月11日震災の日に、一人で歩いて自宅まで帰ったことを思い出しました。クーデターとは比較にならないかもしれないけど、不安で怖かった記憶が蘇ってきます。

「キリング・フィールド」や本作は、クーデターや内乱の恐怖がよく分かります。また一つ、知らずにいた歴史に触れることができました。

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1件のコメント

投稿者: : 11/21/2011 投稿先 サスペンス, ドラマ, 洋画

 

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Vol.86  「ミッシング」 (Missing)」への1件のフィードバック

  1. 本間康二

    11/23/2014 at 11:39 PM

    > 震災の日に、一人で歩いて自宅まで帰ったことを思い出しました。

     分かりますよ。すごくリアルに共感しました。
     それにしても『ミッシング』良かったですね。わたしならガブラスのベスト・スリーは『Z』『戒厳令』にこの『ミッシング』を加えます。『ミッシング』の怖さにくらべたら、凡百の戦争映画はメじゃないですね、わたしには(笑)。

     

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