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Vol.51 「沈まぬ太陽」

29 8月

ちょっと時期を外しましたが、今日は邦画の大作を。

●沈まぬ太陽
Title: Shizumanu taiyo  2009 Japan
Rating: ★★★☆☆(3+/5)
Director: Setsuo Wakamatsu
Stars: Ken Watanabe, Tomokazu Miura, Yasuko Matsuyuki, Kyoka Suzuki, Koji Ishizaka, Teruyuki Kagawa and more.

あらすじ:
国民航空の労働組合委員長を務める恩地元。職場環境の改善を会社側へ訴えていた彼はやがて、海外赴任を命じられる。それはパキスタンやイラン、ケニアなど、まともな路線就航もない任地を転々とさせられるという、あからさまな懲罰的人事だった。だが、恩地は自らの信念を曲げることなく、長きに渡る海外勤務を全うしていく。一方、同じく組合員として共に闘った恩地の同期、行天四郎。彼はその後、本社での重要なポストと引き換えに会社側へ寝返り、エリートコースを歩みながら恩地と対立していくこととなる。こうして10年ののち、孤独と焦燥感に苛まれた海外転勤から、ようやく本社へ復帰を果たした恩地。しかし、会社側に苦境を強いられている組合の同志たちと同じく、恩地も不遇の日々を過ごすことに。そんな中、航空史上最大のジャンボ機墜落事故が起こる。

山崎豊子原作のベストセラー巨編の映画化。これは先に原作を読んでいました。原作はかなり面白かったので、果たして映画はどうなのかな?と観てみました。さすがにあの巨編を映画にするにはかなり苦労したのではないかと思いますが、うまくつないでストーリーとして成り立っています。踏まれても踏まれてもひるまず立ち向かう恩地元を渡辺謙はとてもよく演じています。三浦友和のライバル役がまたいい!うまいんです。助演がいいと主役も光る。

話は恩地の世界の途上国を転々とする、つまりは左遷の海外勤務からようやく本社へ復帰をしたところへ例の航空機墜落事故。その遺族対応係を任され、個々の哀しみに直に触れながらも誠意をもって接する。要は日航ジャンボ機墜落事故のノンフィクションにフィクションを取り入れて構成された話なので、とても面白いです。おじさん、おばさん以上の世代なら忘れられないあの悲惨な事故です。人間として向き合おうとしている恩地の姿に心打たれます。

ただやはり長い(202分)。映画では、がんばってまとめた努力は認めるものの、小説で感動したほどではなかったので★の数がやや少なめです。小説だとヤマ場がそれぞれのエピソードにあったため、映画一編にするとクライマックスがややぼやけてしまってるとも感じました。

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投稿者: : 08/29/2011 投稿先 邦画

 

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